肌をくすぐるような優しい風が、体感的にも夏のモノとは明らかに異なり始めた。日本の北の方と、南の方ではもちろん変わるのだけれども、朝と夕方のそれは確実に秋の到来を告げてきている。10月も中旬なのだから遅すぎるくらいだろう。昼間は気温の上昇を感じて、まだまだ半袖で十分だけれども、朝夕は羽織るモノや袖のあるモノが欲しいとカラダが言い始めている。気持ち的にはまだまだ夏な南の方にいるような感じで、いざ北の方に向かうと後悔することになる笑。何度も繰り返してきた、この季節の変わり目は学習することをすっかりと忘れてしまい、今季も同じことを繰り返してしまう。日の出が遅くなるこの時期、太陽の軌跡も軸が変わって登る場所も異なっていく。夜明け前の暗い中、必要なアイテムを車に積み込む。大阪にいる時にはまだ肌寒く感じることなく、なんなら「やっと涼しくなったよな。」って感じ。「ですね~。波有りそうですね。」「あればいいよな笑。」車に乗り込めば弱いクーラーか、外の風を取り込まないと、車内はおじさんの香りと期待による熱気で、なんだか微妙な温度になる。雨が軽く降り注いでいたこともあり、今回はクーラーを選択する。一通り近況報告を繰り出しながら、波乗りの場所へと車を走らせ、しばらくすると空が白み始める。同じ波が来ないように、同じ朝焼けにはならない。季節によって空の色は異なるし、さまざまなモノが醸し出す匂いも違う。また新しい1日を迎えることが出来て、愉しいコトが待っているだろう場所へと向かえていることに、笑みが漏れる。その場所に到着してみないとわからないのが、波乗りのひとつの醍醐味でもある。良ければ最高だぜ~って、思う存分楽しめば良い。ダメならば別のコトに眼を向けて、大人の遠足になる。いつまでもワクワクさせられて、魅力に憑りつかれたままなのだ。幾度となく通った道にも、新しい道やお店、建物が建てられていく。もちろんそれによって無くなるモノも多々ある。「あれこんなもん新しく建ってる!」「この道新しいよな。初めて通るわ。」「あ~あれ無くなってしまったなあ。」「この時期は名産のアレが買えるぞ!」笑。このススメにては何度も綴ってきたのだけれども、旬のモノをその現地にて手に入れることが出来るなんて最高だと思いません?それは食材であったり、景色にまつわる紅葉や新緑の色などの魅力、数え上げればきりがないほどに溢れている。日本にこれだけ世界中から人が集まるのは、至極当然のことだと思う。それを毎週のように笑、愉しむことができちゃう。ススメますよ笑。ちょっとズレましたが、さあいざビーチに辿り着けば、予報通りに雨がさわさわと降っている。曇天が迎えてくれ、何よりも気になるのは強い風が吹きつけている。当然希望とするような波が寄せてはいない笑。「ここまで吹くか~。。。」「っていうか。寒い。。。」北東から吹き付ける風が、容赦なく体温を奪う。ちょっと車に避難して、波の状況を眺める。「ウェット何持ってきたん?」「僕、ジャーフルです。」「めちゃいいやん。俺ロンスプしかない笑。」季節の変わり目をまたも忘れていた僕は、波チェックする段階ですでに寒さに震えるほどにやられていた。またもやってしまったというその思いは、ただもう後悔という単語のみでしかなく、来たからにはやる。いや波もイマイチだし見学する。旬のモノをゲットする遠足に切り替える。それらの選択にせまられているその時、「やりましょ!」後輩が口火を切る笑。おそらく僕のよこしまな気持ちを察したのだろう、先手を打ってくる。僕の内心はこうだ。「そら、ウェットの選択が温かいからやれるだろうね。。。」「黒豆の最高な季節だぜ?買いにいこうぜ!」だけれども、容赦なく着替えを遂行し始める笑。選択肢は、見学。。。の2文字なのだが、「やりましょ!」その有無を言わさない後輩の勢いと圧に「う、うん。そやな。やろか。」さあ、一歩目の入水、やはり海水は随分と冷たさを増して、吹き付ける北東の風が体温を奪っていく。これは早い勝負になるだろうとおもいながら、入ったからには楽しもうと沖へとパドルし、ダックダイブにて波をやり過ごしてラインナップへと向かう。このコンディションだから、人は少なく、なんなら周りには後輩と二人という状況だ。「空いてますね~。」そらそうだろと思うが、口には出さず、波を見定めて捕まえにかかる。繰り返してきた動きをなぞりながら、なるべく余さないように乗り繋ぐ。おや、以外に波が繋がっていくではないか。「あれ、以外に楽しめそうだぞ。」満面の笑みでパドルバックすると、「入ってよかったでしょ?」ドヤ顔の後輩も笑顔に溢れている。愉しめそうだ笑。行ってみないと、やってみないと、そしてあと一歩踏み出すコトでしか得られないものがある。感謝です。
今季のカットソーシリーズで、すでに人気アイテムとなっています。オリジナルリング天竺素材を使用し、ロンTよりも厚く、スウェットよりも薄い。着回しが抜群に良い肉厚感に加えて、ピグメント染を施すことでヴィンテージ感溢れる逸品に仕上がっております。今すぐにトップスとしてお使いいただけるのはもちろんのこと、これからはそこに羽織り物を加えながらコーディネイトを楽しむことが出来ます。良質のコットン素材のため、あの嫌な静電気を抑えることもできますし、使い込むほどにさらに味を帯びて良さが際立つことでしょう。程よい締まりの袖口のリブ、また首周り、付属のガゼットがピグメント染の奥行きをさらに引き立てています。カラーが全3色展開となり、ブラック、バーガンディ、ネイビー。今のところはブラックがややリードしていると言えますね。サイズワークは少しゆったりめのシルエットを採用しているので、楽にゆったりと着られます。春先にもインナー、そして1枚でもざっくりと着られます。今から春まで使えるということです。
ピグメント染ならではの立体感溢れるカラーリング。バーガンディの何とも言えない柔らかい色も人気ですし、ネイビーの綺麗な色も捨てがたく、落ち着いたブラックがややリードという状況ですね。裾はカットしたあとに解れないようにロックにて始末をつけています。カジュアル感が増し、ポイントになっております。ざっくりとしたコットン素材は着込むほどに柔らかさを増し、着やすく味を帯びていくのです。ゆったりなので、このカットソーの中にシャツを合わせて少しきっちりとしたスタイルも格好良いと思います。春には早めのショーツと合わせても良いでしょうし、海上がりの冷えたカラダをほんわりと温めてくれるでしょう。お楽しみください!
直営店のご案内
大阪にいらっしゃった際にはぜひ!
郵便番号:550-0001
TEL:06-6537-9250
営業時間:12:00-19:00
最寄駅は地下鉄 阿波座駅より徒歩8分
梅田方面よりいらっしゃる際には
大阪シティバス天保山行き88系統にて
土佐堀三丁目下車 徒歩1分
近くにコインパーキングがございます!
お近くにいらっしゃる際には
ぜひお立ち寄りくださいませ。