いよいよ冬らしい気温となってまいりました!ジャケット無しではもう厳しい寒さとなり、ウェットもセミドライという声がチラホラと聞こえてきておりますね。いきなり寒くなったのでこれまたカラダがついていかない笑。そしてパドルも出来る気がしない笑。昼間太陽が出ている時には、これまたちょっと気温も高くてダウンジャケットのようなアウターまではいらないですよね。なかなか難しいところですが、ちょうど良い素材のベストとブルゾンをオススメしたいと思います。
もこもこシープボア!アウトドアブランドでも使われる素材ですよね。保温性が高く、軽い。見た目にも暖かそうなこのシープボア素材はとても人気な素材と言えます。でもアウトドアブランドのモノは動きやすさを重視することからめちゃくちゃタイト過ぎたり、カラフル過ぎたりで、ファッションとしての提案を私たちが出来たらなあと感じ続けてまいりました。素材としては申し分のない素晴らしいモノであり、数々の名作が生み出されてきたひとつの素材と言えるがゆえに、ターンミーオンのフィルターを通して、どうカタチとして成すのかということが一番のポイントとなります。逆に言えばそれがコレクションを組むうえでの醍醐味とも言えるんですけどね。出来るだけシンプルに、素材感とデザイン性を損なうことなく使えるウェアであること。使えるということがとても大事で、着用する際にどういうカタチになっていたら喜ばれるのか?使い続けてもらえるのか?どこかにそのポイントがなければすぐに着なくなりますから。やっぱり使えるウェアを提案しなければならないんですよ。そうじゃなければ、買ったは良いけど着なくなる。これだけ数多いウェアがこの世の中にある中で、ターンミーオンのウェアを気に入って購入し、着用してもらえることに感謝することはもちろんですが、やはり「これ使えるわ~」この一言が欲しくて欲しくてやっています。
ちょっと在庫が少なくなってきているカラーとサイズがあるので、気になった方はぜひともお早目に!使えるウェアを提案するにあたりいくつかのポイントをご紹介しますね。このシープボアやフリース素材に共通点としてはポリエステル、アクリル等にて形成されているモノが多いです。それは軽さと保温性、そして耐久性に優れる素材ゆえなのです。またケアも簡単なのですね。ただこの化繊素材というモノのデメリットももちろんあるわけで、肌に合わない人は痒みを感じてしまうこともあったり、強度的に摩擦によって毛玉ができやすい生地があったりもするのです。それらを回避するために、内側にメッシュ生地を1枚ライナーとして採用していることと、極力肌に触る部分を減らす為にテーピングを施しています。たかがメッシュ生地1枚で?これがまたいい仕事をするのです。肌に触るコトを防ぐばかりか、摩擦を減らすことで毛玉になりにくくメッシュであることで、余分な熱をうまく循環するのです。摩擦を減らすことは静電気を減らすコトにもなり、着用する際の腕通しも良く、ストレスの大部分をカバーしてくれているのです。カラーリングも少しポップなイメージをチラリと見えるように配色にもポイントをおいてあるんですよね。そして、首周りは重ね着をする際にすっきりとコーディネイトを組むことが出来るようにノーカラーとして、もこもこからの太って見えるというデメリットにもケアをしてあります。注目すべきはジッパーとスナップボタンの2WAY仕様!これが何か?笑と思われる方も多いと思います。これは使っていただいて初めてわかる使えるポイントなんです。まずは異なる素材であるジッパーを表側に装備することで生まれる立体感と異素材が織りなす雰囲気。寒い時にはしっかりとジッパーを上げてホールドします。ところ変わって室内やジッパーをしっかりと上げる必要が無い時に、スナップボタンを使用してトップだけを留めたりすることで重ね着をチラ見せし、なおかつフロント部分のヒラヒラとすることを防ぐのです。これはコーディネイトの幅を拡げるだけではなく、実際の所作の中でまとまりを魅せることをも出来るとても便利なスナップボタンなのです。これ!ぜひともやってみてほしいです。ベストとブルゾンともにこのスタイルとなっておりますので、多くのシーンにおいて重宝することは間違いないと思っています。シープボアがこれ以上厚くなってしまえば邪魔になる可能性もあり、絶妙かつ非常に重宝する厚さと毛足だということも加えておきます。いつも通りに迷わせる3色展開、そして2型での提案。皆様、お早目にゲット宜しくお願い致します!