JOURNAL

サーフィンSURFINGのススメ(9)

2017.12.20

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第9弾となり、プルアウトという行為について綴る予定でしたが、閑話休題として少し感じたコトをひっかけたいと思います。例年になくすごい寒波が日本列島を包み込み、時期としてはかなり早い真冬の到来だと感じます。日本海側では人間と自然との境界線を解らせるような波が炸裂し、数々のサーフボードをいとも簡単にへし折っている。それでもサーファーを集める海の素晴らしさや、波の凄さにはもはや言葉などは必要もなく、ただそこに居られるサーファーにしか理解できないのだと思います。冬の海に挑むコトが素晴らしいと言っているわけではないのですが、その季節とその場所にしかない波がこの世の中にはたくさん散在しています。それらの波と海とを理解し、挑むことはすべてのサーファーが可能ではないと思う。それに挑むことの出来る資格といえば大げさに聞こえるかもしれませんが、半分以上それは本当のコトだとも思っているんです。それは、自分の力量を知っていること、その場所を取り囲む環境と土地のすべてにリスペクトをもってふるまうことが出来る人のみしか、そこには居られないという現実があるから。

ただ逆に言わせてもらうと、それらのコトをクリアし、その場の雰囲気の中に溶け込む努力を怠らなければ、いいのではないでしょうか。決してどっちが偉いとかそういうコトではないのでお願いします。そもそものその目的とは一体なんなのか?波乗りをする理由は?こんなに寒い状況で寒い冬の季節に突入した海に行く理由は?「波乗りが好きだから」それを取り巻く環境はさておき、誰しもが「波乗りが好きだから」でしょ。楽しみたい。人それぞれの尺度はマチマチで当たり前だと思います。楽しみ方のスタイルだって様々で、手段だって違います。でも楽しみたい!根本はそこにあるはず!そこにフューチャーできるかどうかは、自然に遊ばせてもらう波乗りである以上は波次第でもあります。小さい波ならば、それに合わせてしまえばいい。その波を楽しめばいい。大きな波にチャレンジしたければ、それに合わせて自分も高めていけばいい。じゃないと大きな波にチャレンジなんて到底出来ないですからね。その環境に合わせられている自分がそこにいるかどうか、と思いなおし、最終的には「話せばわかる。」

みんなが楽しめるような環境を整えるコトは、それぞれがその環境に対して楽しむ為に寄り添うコトができるかどうかでしょう。月並みですが、海は誰のもんでもありません。その海で楽しませてもらうコトがサーフィンだとおもっています。サーフィンをススメるコトを綴るにあたり、根本的なところはなんだろうかと思いにふけるコトがありました。

でも答えはやっぱり「楽しいから」です。笑

Don’t worry be happy! Go surf!

Turn me on guys!

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