JOURNAL

サーフィンSURFINGのススメ(21)

2019.11.14

なんとも言い訳がましいのですが、忙しさにかまけておりました。このススメブログ。第20話にて滞っており、遡ること半年以上前の3月4日から更新されておらず私自身も驚きを隠せずにいます。楽しみに読んで頂いていた方、本当に申し訳ございません。常々遅れるたびにこのような言い訳を綴ってまいりました。言い訳と謝罪から始まるブログ。気を付けてススメていきたいと思います。何をススメてたのか見直す必要があり、これまた反省するしかありません。ススメ具合にも信ぴょう性が問われてしまいますよね。必ずや月1は更新いたしますことをココに誓います!

今回、ススメブログという観点でいくと少しズレが生じるかもしれませんが、5月に赴いたカリフォルニア撮影に触れながらススメたいと思います。備忘録という節もございますが、お付き合いくださいませ。2年ぶりに訪れたカリフォルニアは随分と様変わりし、建物が増えた場所もあり、風景すら違うように感じました。それはそうです、変化していないモノなど本当に数少ないのですから。何かしら変化を伴いながら時間は動いている。立ち止まるコトはあっても、それはその先に向かって変化する為に立ち止まる。その撮影場所はなぜカリフォルニアだったのか?そもそもメイドインジャパンに拘りを持ち創り続けるブランド、TURN ME ON®。日本で良いじゃないか?日本にもビーチはたくさんあるし。もちろんそうですよね。それを紐解きながら綴っていこうと思います。

まずひとつには、TURN ME ON®のコンセプトにあるように街と海それぞれのライフスタイルに寄り添うウェアを提案するコト。大前提にあるこのコンセプトを全うさせるが為に、カリフォルニアを選んだのです。カリフォルニアの歴史自体は日本の歴史にすり合わせた時、日本の歴史にはとても敵いませんが、ビーチと街とを繋ぐライフスタイルとしての歴史、根付き方においてはカリフォルニアに敵いません。そこにはお手本とするべきスタイルがあり、雰囲気と空気があります。特に波乗りをするが為だけにビーチに訪れているのではなく、子供とビーチで遊んだり、友達と集まって夕焼けを眺めたり、ペタンクのようなゲームに興じたりと。様々なスタイルがビーチにはあるのです。その週末をビーチにて楽しむことがとても身近で、1日中を過ごす人もいれば、朝1の良い波を満喫して街へと戻り友人達とゆるく楽しい時を過ごす人も。完全に街とビーチに寄り添うスタイル!笑。その雰囲気の中にTURN ME ON®を浸して行われる撮影が素晴らしいモノにならないわけはないでしょう?


また行かれた人にはお分かりいただけると思うのですが、光が違うんです。撮影をするにあたり、光というモノはとても重要なアイテムです。室内でストロボ撮影などでは出会えない、モノの表情を切り取るコトが出来るんです。それはモデルの表情がアイテムへと繋がり瞬間を創り出します。その瞬間をカメラのシャッターによって取り出しておく。素晴らしいモノを映し出す光がそこにあるということです。それら全ての要素がカリフォルニアには加工することなく、存在しているから。そこへ赴いて撮影へと踏み切りました。


そしてもうひとつ。変化していないモノがそこにあったからです。冒頭で変化していないモノが少ないと綴りました。確かにほとんどの目に見えるモノは姿カタチを変えながら、新しいモノへと生まれ変わっていくのか?もしくは朽ち果てていくのか?そのどちらかに分類されていくでしょう。その変化していないモノとは目に見えないモノ、人との繋がりでした。


「栄パトリック」。モデルをしてくれている彼です。サカエとはビーチで出逢い、街で遊び、そしてまたビーチで波乗りをする。そういう仲間のような友達のような笑。一度はプロサーファーを目指し、ボードシェイプを学び、多くの場所を旅し、今カリフォルニアに居るわけです。まあここでは綴れないたくさんのワードや、エピソードはありますが、偶然か必然か、サカエがカリフォルニアに居てモデルを引き受けてくれた。それがもうひとつの理由です。個人的な繋がりではありますが、彼の周りには多くのハッピーが溢れて、多くの繋がりを感じ、感謝するコトの大切さを再認識させてくれたひとりです。サーフィンもとてもうまく、ビーチにいる彼はみんなと友達、いつも笑顔。でもそうじゃない時ももちろんあって笑、再開したのは日本のカリフォルニア宮崎。もはやサカエではなく、ただの汚めの青年でした。特に触れるコトはなく「元気出せ」と飲んだビールはとても苦いモノでした。友人からサカエがカリフォルニアに帰ったと聞き、連絡を取り、再開した時にはいつものサカエで!お互いに抱き合っただけで、話そうと思っていたコトや、気にしていたコトはどこかへ飛んでいきました。カリフォルニアにサカエが居て、モデルを引き受けてくれた。そしてそこには変化していないモノがあったと僕は思っています。それはTURN ME ON®の「スイッチを入れて!」というフレーズにそのまま重なり、素晴らしい撮影へのスタートとなったとも思っています。どこで何が起こるかは誰にもわからないし、わかるわけもない。でも少なくともこれらの繋がりはサーフィンがもたらしてくれた繋がりであることに間違いない。変化していないモノがそこにあったおかげです。サーフィンSURFINGのススメでした。


Thanks always Sakae!

See u soon buddy!

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