JOURNAL

モノづくりに惹かれ、繋がれ。

2018.03.13

穏やかな日差しが衣服を通して、カラダの温度を上げていくのを日に日に感じます。夕陽が空を染め、夜へと向かう時間を割いていく。冬が終わりを告げています。スノーボーダーをストークさせた今季の雪は、時に日常的な生活をストップさせる。サーファーが焦がれる台風のように。その雪は融けて河へと流れ、海へと辿り着く。融解された雪は再び水となり、サーファーを喜ばせるうねりと姿を変える。繋がっている。

ターンミーオンは、基本的にモノづくりをする上で全てにおいて人との繋がりを大切に、想いを感じ、ひとつひとつ創るように努めています。時にはあまりの拘りのために熾烈な意見交換となるのもしばしばです。でも、そこには言葉では言い表わしにくい、なんとも言えないモノが土台となっているから、素晴らしいモノが出来上がってくるのだと思っています。必然的にモノづくりをしている人、そこに携わる人に共感と興味があります。そのモノがそれぞれの土台によって、どのようにして創られていくのか?彼、彼女の想いがどのようにして形を成していくのか?想いに始まり、行いとして創られていく全てに共感し、興味を持ってしまいます。それは時に、意見交換によってコラボレーションや別注アイテムというカタチとして創られていく場合があります。

DEER HORN NECKLACE MEDIUM

 

今回、その繋がりを感じて創り出されたアイテムがこの鹿の角を使ったアクセサリーです。種類としては蝦夷鹿という主に北海道に生息する鹿で、古来アイヌから伝わる神の使いとして敬われてきたのです。特にその角においては、水難事故から身を護る御守りとして携帯されていたと言われています。近年では、大きなディレクションのせいなのか鹿が畑を耕して作った作物を食べてしまったり、抜け落ちる角でケガをしたり、農作機などが破損したりと人間側から見ると害をもたらす存在となってしまったのです。だけれども、先人から伝えられる想いと言葉と行いを繋ごうとする人はいるんですよね。その人に出会ったコト、出会えたコトは偶然なのか必然なのか。さておき、そういう瞬間において話はすぐにススム。すぐに私達はそのスタンスをお互いに確かめるコトが出来たのです。そのデザイナーのなるべく無駄の無いようにすべてを使うコト。大きく心が動いた瞬間でした。素晴らしいコトだと思えました。じゃあ話は簡単なコトです。繋がりを感じて前へとススムだけでしょ?そのおかげで素晴らしいモノが出来上がり、皆様にお伝えし、綴ることが出来ています。ありがとうございます!

 

 

DEER HORN KEY CHAIN 1

 

 

 

DEER HORN KEY CHAIN 2

 

蝦夷鹿の角をハンドメイドにて削り出し、ネックレスとしても、キーホルダーとしても、そしてホイッスルにもなるんです!その作品にTURN ME ON®のロゴを刻みこんでいただきました。危険な時に吹くもよし、このスタンスを伝えてもらうもよし、犬笛としても使えるんです。角の先の部分と中間の部分を使用しているモノとの2型ご用意できました。先に掲載したフェザーのネックレスにはTURN ME ON®のプレートを埋め込んで頂きました。すべてが素晴らしいと感じるモノを創っていただきました。私達が惹かれ繋がれたコトに感謝します。

So stoked this one.

Don’t miss it you guys all! This is it!

 

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