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拘り

2017.08.25

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素材と生産に拘るコトについて少し触れたので、少し綴りたいと思います。ターンミーオンの創り出すモノは基本的に生地、生産共に日本製に拘っています。それは創り出されるモノを担う工場と職人さん方に尊敬と敬意を払う事は当然で、大前提には創り出されるモノに私達自身が心を奪われてしまっているのです。職人さんが、私達のアイテムを創り出すに姿に惚れ惚れしてしまいますし、圧倒的な技術に呼吸することを忘れるくらい見とれてしまう。その瞬間を私達もとても大事にしているし、これまで幾度となくわからされてきたのです。その瞬間を積み重ねてきたことで、私達は信頼という眼に見えない、素晴らしいモノと共に歩んできているし、続けています。これからもわからされ続けることでしょう。

 

職人のするべき仕事をひたすらに黙々とこなします。自分の身体、全神経を集中させて、これから創り上げられていくモノに向き合う眼と手には、私達の姿などまったく見えてもいないだろうし、見る気もないでしょう。様々な角度からモノを見据え、間違いを探すのではなく自身の仕事に納得出来得るモノかどうか。ただそれだけをその眼と手で確かめる。私の心と身体はその圧倒的な何かに押されて震えるだけです。波乗りをしている時に自分では太刀打ちできそうにない波が押し寄せてくる感覚に似ているかも知れません。言葉にならない瞬間です。最初は、挨拶をしてもなかなかこちらを向いてくれませんでした。少しずつ少しずつ距離が近くなりそうな頃、少しだけ笑ってもらえるようになりました。

 

技術と経験を携えた職人さん達が、またその職人さんが愛する工場にて、またそこへと繋げてくださる方々が、拘りを捨てる事無く創り上げてくださるおかげでターンミーオンの商品は成り立っています。少しでもその背景が皆様に伝わればと思い、言葉を綴り文章とさせていただきました。これらの拘りを押し付けるなどと思っているわけではありません。この拘りを喜んでくださるお客様に伝えられるコト、そしてモノが私達の喜びです。また職人さん達の喜びでもあると思っています。

 

Thanks always for us and your faith. Have to go on coz they will do it.

 

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