JOURNAL

春に纏う柔らかシャツ!

2019.03.07

春一番が吹き、3月が始まり、別れと出会い。TURN ME ON®のとても大切にしている奥行のあるカラーを纏うことをオススメしたいと思います。京都の染め工場にて後染めをお願いしています。それは時にスウェットであったり、TEEシャツで素材、アイテムは違えどコレクションの中で必ずと言ってよいほどリリースされているシリーズなのです。職人さんによる拘りの染めは言葉では言い表せない良さを携えています。いつもサンプル生産の際からカラーの調整に頭と心を悩ませ、本生産へと繋げて製品が上がって来た時の喜びは本当に言い表せない感情をもたらしてくれます。今回、春にリリースする為に選び抜いた生地は、コットンとラミーそして、古来より日本に伝わる素材である麻を紡いだ糸を使用しています。その糸を特殊な織り方にて織りなした生地を使用しているのです。生産は私達が愛するデニムを生産する、岡山の縫製工場にてカタチとしていただいています。その製品を京都の染め工場にて送り込み、サンプリングを繰り返した色へと染めてもらいます。使いやすいカラーリングでありながら、一番の濃色の為に奥行きの感じられる黒!ブラックです。このピグメント染めをすることでこんなにも雰囲気を醸し出すんです。真っ黒ではなく、奥行があり濃淡を感じることの出来る、とても綺麗なカラーリングに染め上げていただきました。

 

 

ピグメント染め 綿麻シャツ(BLACK)

 

そして、これも奥行のあるマスタードカラー。いわゆる秋口に良く見られるようなマスタードとは違う、できるだけ明るさを伴うイエローに近いモノを選びました。これがワンウォッシュのデニムに良く合うんですよね。

 

ピグメント染め 綿麻シャツ(MUSTARD)

最後のカラーは、一番明るい綺麗な色を選びました。シーグリーンという海の碧という意味です。青ではないんですよね。ターコイズブルーでもなく、そしていわゆる緑のグリーンにはしたくなかったんです。表情のとても素晴らしいカラーリングです!写真では伝わりにくいこれらの奥行きをうまく表現できないのがとても申し訳ないですが、光を帯びた時に見える色と室内でのライトでの表情では趣が全く違います。職人さんによるピグメント染めを楽しんでください。

 

ピグメント染め 綿麻シャツ(SEA GREEN)

 

春風が舞い込むこの季節、まだまだシャツ一枚では寒さを感じますが初夏の海上がり、夜のバーベキューにも羽織れる一枚として活躍することは間違いありません。もちろん街にいる時も小さめの襟がすっきりとし、爽やかながらも柔らかな印象をもたらしてくれます。街と海とを繋ぐTURN ME ON®のテーマから外れることはありません。それでいて快適にシンプルに着続けていられる。

ありがとうございます!

 

Blowin’ in the wind. 

Don’t look back in anger you guys!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ARCHIVE

RELATED